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びまん性大細胞型B細胞リンパ腫 ―現在の標準治療と今後の展望―


国立がん研究センター中央病院 血液腫瘍科 伊豆津 宏二先生による「びまん性大細胞型B細胞リンパ腫 ―現在の標準治療と今後の展望―」のプレゼンテーションです。

【目次】
0:23~ びまん性大細胞型B細胞リンパ腫DLBCLについて
2:52~ R-CHOP療法について
6:52~ びまん性大細胞型B細胞リンパ腫DLBCLの予後について
8:23~ びまん性大細胞型B細胞リンパ腫DLBCLの二次治療について
11:10~ びまん性大細胞型B細胞リンパ腫DLBCLに対する特殊な治療について

【概要文】
びまん性大細胞型B細胞リンパ腫(DLBCL)は、Bリンパ球から生じた悪性腫瘍です。リンパ節や臓器に病変が発生し、週~月単位で病変が増大します。
診断時には病理検査を中心にフローサイトメトリーや遺伝子検査などを、病期分類の際には、血液検査、CT検査、骨髄検査などを実施し、Ann Arbor分類を用いて分類します。

びまん性大細胞型B細胞リンパ腫(DLBCL)の標準的な初回治療は、R-CHOP療法です。一方、びまん性大細胞型B細胞リンパ腫DLBCLの二次治療では、R-CHOP療法以外の多剤併用化学療法や自家移植併用大量化学療法を行います。プレゼンテーションでは、R-CHOP療法や二次治療の治療サイクルや副作用とその対策、治療効果判定について解説していただきました。
さらにびまん性大細胞型B細胞リンパ腫(DLBCL)では、原発巣や遺伝子変異によって、特殊な治療が必要なケースもあります。そのため、診断時に原発巣や遺伝子変異を確認しておくことが重要です。

今回のプレゼンテーションでは、びまん性大細胞型B細胞リンパ腫(DLBCL)について網羅的に解説していただきました。
びまん性大細胞型B細胞リンパ腫(DLBCL)はさまざまな臓器に発生するため、血液内科以外の先生方にも大変参考になる内容となっています。ぜひご覧ください。

(2019年2月26日 撮影)