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深部静脈血栓症に対するカテーテル血栓溶解療法の現状 Part2


桑名市総合医療センター 循環器内科 副病院長 山田 典一 先生によるプレゼンテーションになります。

【目次】
00:11 症例2(75歳 膝から腸骨静脈まで閉塞 男性)
00:36 血栓部位と治療経過(83例の対象者の解析)
02:28 カテーテル血栓溶解療法(CDT)治療効果に与える因子の検討と現状
06:13 CDTのガイドライン上の推奨度-10thACCPガイドライン2016、AHA ScientificStatement2011
07:50 日本循環器学会ガイドライン-DVTカテーテル治療、外科的血栓除去術、理学療法に関する推奨とエビデンス
08:20 新しい血管内治療法-Angiojet・EKOS
09:07 深部静脈血栓症の治療戦略案(有症候性APTEなしの場合)

【概要文】
本講座ではPart1から引き続き、カテーテル血栓溶解療法(CDT)の適応症例の紹介や、83例の治療データをもとにして、血栓部位、発症から治療開始までの期間、治療にかかった期間、使用フィルター、ウロキナーゼの投与量などの解説をしていただきました。
またCDTの主な治療法の解説や、CaVent studyの研究結果から、CDTと抗凝固剤のみの治療で、6ヶ月後の腸骨大腿静脈の開存率についてなど、データを用いた海外との比較の解説、ファウンテンインフュージョンを使用した治療例、桑名市総合医療センターのDVT(有症候性APTEなし)の治療戦略案(DVT部位による入院治療と在宅治療の選択)などについても解説していただいています。
動画内の症例は 75歳 膝から腸骨静脈まで閉塞した症例に対し、カテーテル血栓溶解療法(CDT)を3日間実施したのちステントを留置した男性 の症例についてプレゼンテーションをしていただきました。