①新型コロナウィルス感染症に対する日医の最近の対応等について

動画が正常に表示されない場合、推奨環境をご確認ください。

【日本医師会 20日(水)定例記者会見】
■政府・与党に医療機関の窮状訴えた
日医・横倉会長「国民の生命と健康を守る」

日本医師会の横倉義武会長は20日の定例記者会見で、18日に厚生労働省で全国医学部長病院長会議などと合同会見して、新型コロナウイルスの感染拡大で医療機関の経営が悪化していることなどを説明したと述べた。同日には安倍晋三首相や萩生田光一文部科学相のほか、二階俊博自民党幹事長らにも同様に医療機関、特に大学病院の窮状を訴えてきたと説明した。

横倉会長は政府・与党に対して、「新型コロナウイルスの影響が国の内外で未曽有の危機となる中で最も注力すべきなのは、国民の生命と健康を守ることだ」と強調。その上で、「医療機関、そして現場で医療に携わる医師や看護師をはじめとする医療従事者の生活支援が重要。有事の今こそ、国を挙げてあらゆる資源を集中投入して、国民の安心感を取り戻すべきだ」と訴えたという。

■諮問委員会「いろいろなデータを基に議論する」
20日の記者会見で釜萢常任理事

釜萢敏常任理事は20日の記者会見で、翌日に開催される「基本的対処方針等諮問委員会」において現在、特定警戒都道府県に指定されている8つの都道府県の解除方針が議論されることを説明。その上で「諮問委員会では、いろいろなデータを基に議論をしていきたい」との考えを述べた。また釜萢常任理事は厚労省が公表した「新型コロナウイルス感染症 診療の手引き第2版」のポイントを解説した上で、積極的な活用を求めた。

■診療所、3月の診療報酬収入1割近く減
松本常任理事、医業経営状況調査を報告

松本吉郎常任理事は20日の記者会見で、3月診療分のレセプトを対象に分析を実施し、診療所の全体の診療報酬収入が1割近く減少したことを明らかにした。3月末までに、「新型コロナ感染症疑い患者受診あり」と回答した診療所18.2%だった。この調査は3月診療分のレセプトを対象として、地域の会員医療機関で医業経営に悪影響が出ている具体的な事例についてアンケート調査を実施した。

■20論文掲載、約21万PVに
 笠貫・日医COVID-19有識者会議副座長

日本医師会が4月19日に立ち上げた「日本医師会COVID-19有識者会議」副座長の笠貫宏(早大特命教授)は20日の記者会見で、同会議の最近の状況を解説。この中で、同会議のウエブサイトにこれまでに20論文が掲載され、約21万ページビュー(PV)に上っていると述べた。笠貫副座長はまた、「COVID‐19感染対策におけるPCR検査実態調査と利用推進タスクフォース」を設置し、中間報告書を取りまとめて、ウエブサイトに公表していることを説明した。


【内容】
①新型コロナウイルス感染症に対する日医の最近の対応等について
②新型コロナウイルス感染症に対する日医の見解について
③新型コロナウイルス対応での医業経営状況等アンケート調査結果について
④日本医師会COVID-19有識者会議の最近の状況について

【出席者】

横倉 義武 日本医師会会長
笠貫 宏  COVID-19医学有識者会議副座長/早稲田大学特命教授
中川 俊男 日本医師会副会長
釜萢 敏  日本医師会常任理事
松本 吉郎 日本医師会常任理事
城守 国斗 日本医師会常任理事