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過敏性腸症候群の最新診療~IBSガイドライン2020を踏まえて~ Part3


国際医療福祉大学医学部消化器内科学 教授 正岡 建洋先生によるプレゼンテーションです。

【目次】
00:16~ IBSの病態に腸内細菌・粘膜透過性亢進・粘膜微小炎症が関与する
01:39~ 便移植の消化管疾患に対する効果への期待

【概要】
近年の社会的背景も手伝い、今後も罹患者数の増加が予想される過敏性腸症候群(以下、IBS)に関して、2020年に過敏性腸症候群の診療ガイドラインが改訂されました。

そこで、ガイドライン制作委員である正岡先生に、機能性消化管疾患に関する国際的体系分類であるRome分類を軸として、過敏性腸症候群の定義、分類、治療、病態、それぞれの観点から、改訂されたガイドラインのポイントを解説していただきました。

特に治療に関しては、段階別、病型別のそれぞれの観点での治療指針を提示していただき、各治療法に関する詳細を伺いました。

また、実臨床ベースでは捉えづらいトピックスである食事療法については、最近、注目されている低FODMAP食についても言及いただいています。

今後期待される治療法である糞便移植に関しては、現在の研究状況を解説いただいています。
現在までに蓄積されたエビデンスに基づく治療指針、今後のIBS治療への期待、双方の観点から詳しく伺いました。