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妊娠高血圧症候群(HDP)Part3


国立大学法人 富山大学長 齋藤 滋 先生によるプレゼンテーションPart3です。

【目次】
00:11~ 妊娠高血圧症候群の最新の治療方針
02:35~ 早発型妊娠高血圧腎症の妊娠・分娩時・分娩後の母体・胎児への影響
06:06~ 新しく保険収載された検査方法
06:58~ 遅発型妊娠高血圧腎症の妊娠・分娩時・分娩後の母体・胎児への影響
09:04~ 出産後のケア
10:29~ 日常生活で気を付けること

【概要文】
ISSHPの治療指針2021では、妊娠高血圧腎症は入院治療をすべきであること、妊娠中の高血圧は降圧治療すべきであること、分娩後もいくつかのケアが必要であることが示されています。
妊娠中も分娩後も、目標とする血圧は拡張期血圧で85mmHgです。
重症な妊娠高血圧腎症は遅発型よりも圧倒的に早発型であることが分かっています。
早発型では胎児発育不全が多く、母体や児の予後も比較的悪く、胎盤低形成も認められます。

一方で遅発型の方が、妊娠前から肥満やメタボリック症候群である場合が比較的多いことも分かっています。
早発型妊娠高血圧腎症では、可溶型Flt-1(sFlt-1)・胎盤増殖因子(PIGF)の値が高くなるため、2021年7月よりsFlt-1/PIGFの検査が保険適用されました。
妊娠高血圧腎症は、将来の末期腎不全・高血圧・脳血管性認知症・虚血性心疾患などの発症リスクになります。妊娠高血圧腎症の患者は、出生後も新生児とともに検診を受ける必要があります。 日常生活で気を付けるべきことは、高血圧と肥満対策をすることです。