順天堂大学医学部 小児科学講座 工藤 孝広先生によるプレゼンテーションPart2です。
【目次】
00:11~難治性下痢症について
00:34~自宅でできる下痢への対応
01:08~下痢症に対する治療
01:42~正常の排便
02:08~便秘とは
02:30~慢性便秘症
02:52~小児機能性便秘症診療ガイドライン
03:45~小児機能性便秘症の診断
04:10~乳幼児期の機能性便秘症:RomeⅣ
04:59~小児・思春期の機能性便秘症:RomeⅣ
05:49~基礎疾患を示唆する兆候
06:32~便秘症の悪循環
07:46~便秘症の主な治療薬
08:13~まとめ
【概要】
本コンテンツでは順天堂大学医学部 工藤 孝広先生より、小児の便通異常における治療指針についてお話しいただいています。
本コンテンツはpart1とpart2の二部構成となっており、part2では【下痢症】の治療について、【便秘症】の病態や診断、治療について詳細に解説をしていただきました。
下痢症の治療においては、治療指針やその方法、自宅でできる下痢への対応など、ご家族への助言にも役立つ内容となっています。
また、小児と成人の便秘症で大きく異なる点は、排便時の疼痛により排便を我慢することで更に便塊が貯留するという“悪循環”の有無です。
治療薬を用いる際も、悪循環を起こさないような排便管理を行うことの重要性がわかります。
小児の下痢症・便秘症の診療を行う際は、先天異常や基礎疾患の可能性を常に念頭に置くことが非常に重要であると工藤先生は考えています。