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乳児の血管腫 母斑の診断と治療 Part2

  • 馬場 直子 先生

神奈川県立こども医療センター 皮膚科 馬場 直子先生によるプレゼンテーションPart2です。

【目次】
00:11~ こども医療センターにおけるプロプラノロール内服治療
03:48~ 自然消退しない母斑・血管腫の治療
12:00~ 診断のポイント

【概要文】
神奈川県立こども医療センターでは、これまでに320例ほど血管腫に対するプロプラノロール内服治療を行っています。
経験した副作用は低血糖・四肢末端の冷感・不眠・下痢などです。内服プロトコールでは、1日2回朝・夜に投与、最初の6日間は漸増期間で、その後開始から24週間目までは維持用量を投与します。経過によってはさらに12週間再治療を行うこともあります。
自然消退しない母斑・血管腫には、毛細血管奇形・太田母斑・Spitz母斑・色素性母斑・脂腺母斑・扁平母斑・脱色素性母斑・伊藤白斑などがあります。
毛細血管奇形・太田母斑や一部のサモンパッチ・異所性蒙古斑はレーザー治療、Spitz母斑・色素性母斑・脂腺母斑・扁平母斑は手術を行います。
毛細血管奇形やサモンパッチに対するダイレーザー治療は、早期に治療を行うほど有効率も高くなります。
太田母斑・異所性蒙古斑に対してはアレックスレーザー治療を行いますが、これは真皮のメラノーシスに著効です。
母斑や血管腫を診る上でのポイントは、自然消退するかどうか、早期治療を要するか、皮膚以外の症状、将来の悪性化の可能性、治療法がなくても家族に寄り添うことの5点です。