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アトピー性皮膚炎の疾患概要と近年のトピックス Part2


国立成育医療研究センター アレルギーセンター 総合アレルギー科 診療部長 福家 辰樹先生によるプレゼンテーションになります。

【目次】
00:12〜 乳児湿疹とは
01:31〜 アトピー性皮膚炎の重症度の目安
02:33〜 アトピー性皮膚炎の病態
05:45〜 アトピー性皮膚炎の病態と治療薬
06:50〜 アトピー性皮膚炎の診断治療アルゴリズム
08:13〜 プロアクティブ療法
09:31〜 重症度を加味した治療戦略
12:16〜 ステロイド以外の外用薬
14:45〜 中等症異常の難治症例に対する新たな治療
15:55〜 まとめ・患者指導に役立つ資料

【概要文】
乳児湿疹とは乳児期にできる湿疹の総称で、アトピー性皮膚炎やその他の疾患も含まれます。「乳児湿疹だから大丈夫」ではなく、アトピー性皮膚炎の可能性も考えて経過を見る必要があります。
アトピー性皮膚炎の病態は、皮膚のバリア異常、免疫学的異常の両面があり、慢性炎症とそれによる皮膚バリア異常が負のサイクル作って長期化・重症化していきます。
アトピー性皮膚炎の治療の始めに重要なのは、診断と重症度評価、そして治療ゴールの共有と丁寧な患者教育です。薬物療法は寛解導入療法と寛解維持療法に分けられ、治療戦略のメインとなります。
近年、治療薬が多彩になり、重症度に応じた患者指導や治療選択が重要になっており、様々な指針が提案されています。
このような最新の治療を導入・離脱する場合も、外用療法とスキンケアが治療の要となります。