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当院におけるロボット支援手術への取り組み


けいゆう病院 産婦人科 松尾 若奈先生によるプレゼンテーションです。

【目次】
00:18~ 当院での手術の現状
00:49~ 低侵襲手術のニーズの高まり
01:26~ 日本におけるロボット支援手術
02:42~ 日本でのロボット支援手術の現状
03:07~ 世界でのロボット支援手術の現状
03:31~ Da VinciX
04:39~ ロボット支援手術の特徴
05:15~ ロボット支援手術のメリット・デメリット
06:55~ 術者の動き
07:45~ 当院でのロボット支援手術
10:33~ 遠隔医療
11:18~ ロボット支援手術の今後

【概要】
ロボット支援手術は、2012年に前立腺癌手術が保険収載されて以降、手術件数が増加傾向にありました。
更に、2018年に婦人科を含む計12術式が追加されてからは、急激に手術件数が増加しています。
けいゆう病院でも、2022年11月より婦人科でもロボット支援手術を開始し、チームを作成することでより安全で高度な技術を提供できるよう研鑽を積んでいると先生はおっしゃっています。

婦人科におけるロボット支援手術の適応は、子宮良性疾患に対する子宮全摘出、子宮悪性腫瘍手術、仙骨腟固定術の3つが挙げられます。
いずれにおいても、ロボット支援手術を行うことで、より鮮明で立体的な視野を得ることができるほか、本来の関節以上の可動域を持つ鉗子での操作が実現し、組織の正確な遊離や再建、スムーズな縫合が可能であると先生は考えています。
また、今後更に通信技術が発達すれば、術者と患者が遠く離れていても、遠隔で治療することが期待できるという、ロボット支援手術の新たな可能性についてもお話しいただきました。