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血液腫瘍患者さんの就労・就学支援


岡山大学病院 血液・腫瘍内科 助教 西森 久和先生によるプレゼンテーションです。

【目次】
00:22~ 治療と仕事の両立―国内の現状
01:11~ がん患者の離職理由
01:55~ 治療と就学について
02:38~ 血液腫瘍患者さんの特徴
04:32~ 骨髄移植までの流れ
06:20~ 療養・就労両立支援指導料について
08:08~ 学会や岡山大学病院での取り組み

【概要】
造血細胞移植後の患者さんに対する就労支援と就学支援について解説します。
移植後患者さんが仕事へ復帰する際には、患者さんと、勤務先、医療スタッフが連携し、情報を共有することが重要となります。入院中の小児の患者さんは、院内学級などで学習を継続することができますが、そのような場がない病院もあります。さらに、高校生や大学生には該当する設備はなく、サポートの難しさが知られています。
近年、造血細胞移植後の就労支援と就学支援の重要性が注目されています。移植を終えて退院し、職場に復帰、あるいは学校にスムーズに復学するために大切なことについてお話します。

【開業医の先生方へのメッセージ】
厚生労働省が造血幹細胞移植推進拠点病院に期待する3事業のうちの一つが、「地域連携事業」です。移植成績の改善に伴い、移植後の長期生存者が増加しています。移植施設の血液内科医だけで移植後患者さんを支え続けるのは困難な状況になって参りました。地域に根差した「かかりつけ医」として日々診療されている開業医の先生方のところにも、就労支援や就学支援を必要としている移植後患者さんがいらっしゃるかもしれません。
是非、動画をご覧いただければ幸いです。