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クリニックから地域中核病院、そして大学病院へ


横浜市立大学附属病院 がんゲノム診断科 加藤真吾 先生によるプレゼンテーションです。
本動画では、横浜市立大学附属病院のがんゲノム診断科の加藤真吾先生に、がんゲノム診断の検査や治療の流れについて解説していただきました。がんゲノム診断は、エキスパートパネルという専門会議を行える病院のみで可能な診断です。どのような過程で診断にいたるのか等お話しいただいています。

【目次】
00:15~患者さんにゲノム検査について聞かれたら
00:47~コンパニオン検査との違い
01:30~がんゲノム検査の流れ(検査側)
02:26~がんゲノム検査の流れ(患者側)
02:54~がんゲノム医療 2021→2023
03:48~横浜市立大学附属病院検査実績
05:14~検査数推移
06:05~症例 75歳 男性 膵癌術後再発
08:03~症例 50歳 男性 膵癌術後再発
09:06~症例 76歳 男性 膵癌術後再発(治療選択がある症例)
10:16~がんゲノム医療 ~横浜市立大学附属病院の運用~
10:42~地域連携について

【概要】
がんゲノム診断とは、患者さんのがん細胞に使える薬を、他のがんの薬の中から探す検査です。がんゲノム検査は、検査の内容について意義づけを行うための専門会議が必要になります。その会議がエキスパートパネルという会議になります。エキスパートパネルは、がんゲノム中核拠点病院とがんゲノム医療拠点病院でのみ開催が可能な会議です。
高額な検査にななるものの、高額医療費制度の対象になるため、化学療法と併せて行うことで費用負担は抑えられます。
がんゲノム検査で、実際に薬剤投与にいたる症例は10%ほどとなっています。遺伝子変異の多い膵癌の治療などに役立てられた症例もご紹介されています。