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骨粗鬆症の診断と治療薬の選択 Part1


本動画では、山陰労災病院院長の萩野浩先生に、骨粗鬆症の診断と治療薬についてお話ししていただきました。
治療薬の選択や注意点について、症例もご紹介くださっています。最近のトピックでもある、グルココルチコイド誘発性骨粗鬆症についても治療のポイントをお話しされています。

【目次】
00:11~骨粗鬆症の診断と治療薬の選択
00:35~講演の概略
01:15~荻野先生について
02:44~治療薬の選択基準と治療戦略
03:00~原発性骨粗鬆症診断フローチャート(2012年改訂版)
05:40~YAM,T Score,and Z Score
06:31~全身骨骨密度測定装置
07:22~末梢骨骨密度測定
08:20~閉経後骨粗鬆症
09:45~骨粗鬆症治療薬の分類
11:40~骨折リスク別の治療パス
13:13~骨折の危険性の高い骨粗鬆症(重度骨粗鬆症)

【概要文】
今回は、山陰労災病院の萩野浩先生に骨粗鬆症の診断と治療についてお話しいただきました。
骨粗鬆症の罹患率は増加しており、現在では1,500万人以上の方が骨粗鬆症の状態にあります。
原発性骨粗鬆症診断フローチャートでは、脆弱性骨折がある患者さんは、原発性骨粗鬆症の診断がつき、骨粗鬆症の治療を始めることになります。
骨密度測定検査では、腰椎や大腿骨の骨密度を調べることで、早期の骨量減少を発見できます。この場合には、治療効果も確認しやすいです。
骨粗鬆症の原因は、骨吸収と骨形成のバランスが崩れ、骨量が減少することによります。
治療薬は、骨吸収抑制薬と骨形成促進薬、活性型ビタミンD₃を使用します。骨形成促進薬は注射製剤であり、投与期間には制限のある薬剤です。