DMATは、災害や新興感染症の急性期で活動することを目的にした災害派遣医療チームです。
本コンテンツでは、2024年に発生した能登半島地震において、日本DMATロジスティックチーム隊員として
参加した卯津羅先生の報告を紹介しています。
【目次】
0:12~ 現地にある診療所の状況
3:30~ 派遣時の居住環境
4:37~ 地区内での災害亜急性期医療活動
6:43~ DMAT活動の感想
8:55~ ロジスティックチームの参加についての感想
10:41~ 今後のDMAT活動に向けて
【概要】
地震発生後は、患者の来院数の急増や、看護師や介護士不足で悩む医療施設や介護福祉施設が多くありました。
派遣先では、施設の会議室に寝泊まりします。
当時は電気を使えましたが、水道が復旧していなかったため、排泄には電動の簡易性便器を使用しました。
地震発生後の急性期では、医療機関が病床数を減らしたり、外来診療を一時休止するなど、自院の負担を軽減
するための対策が取られます。
DMATの活動を通して、現地で衣食住を体験することで、必要な支援について気付きやすくなります。
また、被災地の医療の必要性を把握するための情報収集は、職種や内容によって要する時間が異なるものです。
現地のクリニック医師と知り合いがいれば、本当に必要な医療ニーズの把握に役立つでしょう。