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骨粗鬆症の疾患概要part3 ~骨粗鬆症の運動療法・食事療法~


骨粗鬆症では、ちょっとした転倒や衝撃で骨折を引き起こしやすくなってしまいます。特にご高齢の方では、骨折やそれによる寝たきりで健康寿命を縮めてしまうケースが少なくありません。
今回は、骨粗鬆症やそれによる骨折を防ぐために大切な運動・食事・生活習慣について、独立行政法人労働者安全機構 山陰労災病院院長 萩野浩先生にお話を伺いました。

【目次】
00:05~ 骨粗鬆症の運動療法
01:21~ 骨粗鬆症と食事療法
03:36~ 日常生活における注意事項

【概要】
骨粗鬆症患者への運動療法として、片脚立ちとスクワットが推奨されます。これらは転倒予防と筋力強化に効果的で、患者の体力に応じて段階的に実施します。

食事療法では、カルシウム(1日400mg)、ビタミンD、タンパク質の摂取が重要です。日本人は、平均的にカルシウムの摂取量が足りていないと言われているため摂取の工夫が必要です。

日常生活では、室内の転倒リスクに注意が必要です。コード類、絨毯、階段、浴室などの環境改善と、適切な履物の選択が重要です。
これらの総合的なアプローチにより、骨粗鬆症の進行予防が可能です。