内科でも診療する機会が多いパーキンソン病。
内服治療のみでは、振戦のコントロール不良、薬の効果の低減がみられるようになります。
本コンテンツでは、医学研究北野病院神経センターの樽野陽亮先生に、
進行期のパーキンソン病治療の選択肢について解説していただきました。
【目次】
1:09~ パーキンソン病について
2:41~ パーキンソン病治療における課題
3:18~ 振戦に対する定位脳手術
6:44~ パーキンソン病に対するポンプ療法
7:04~ 持続経腸投与(デュオドーパ)について
8:00~ 持続皮下注射(ヴィアレブ)について
【概要】
パーキンソン病の内服薬は、症状や生命予後の改善効果がある一方で、
振戦のコントロール不良、運動合併症の出現といった課題があります。
内服でコントロール不良な振戦に対しては、
脳深部刺激療法(DBS)といった定位脳手術により治療効果が期待できます。
また、内服開始から5~6年経つと、ウェアリングオフやジスキネジアがみられますが、
投与量の増減だけでは対応が難しいことがほとんどです。
DBSのほか、持続的にドパミンを投与する「ポンプ療法」のように
内科的なアプローチにより、症状のコントロールが見込めます。
ポンプ療法には経腸投与と皮下投与があり、前者では胃ろう造設が必要です。
いずれの方法も、ポーチ等を使用することで日中も機器の携帯が可能です。
内服治療のみでは、振戦のコントロール不良、薬の効果の低減がみられるようになります。
本コンテンツでは、医学研究北野病院神経センターの樽野陽亮先生に、
進行期のパーキンソン病治療の選択肢について解説していただきました。
【目次】
1:09~ パーキンソン病について
2:41~ パーキンソン病治療における課題
3:18~ 振戦に対する定位脳手術
6:44~ パーキンソン病に対するポンプ療法
7:04~ 持続経腸投与(デュオドーパ)について
8:00~ 持続皮下注射(ヴィアレブ)について
【概要】
パーキンソン病の内服薬は、症状や生命予後の改善効果がある一方で、
振戦のコントロール不良、運動合併症の出現といった課題があります。
内服でコントロール不良な振戦に対しては、
脳深部刺激療法(DBS)といった定位脳手術により治療効果が期待できます。
また、内服開始から5~6年経つと、ウェアリングオフやジスキネジアがみられますが、
投与量の増減だけでは対応が難しいことがほとんどです。
DBSのほか、持続的にドパミンを投与する「ポンプ療法」のように
内科的なアプローチにより、症状のコントロールが見込めます。
ポンプ療法には経腸投与と皮下投与があり、前者では胃ろう造設が必要です。
いずれの方法も、ポーチ等を使用することで日中も機器の携帯が可能です。