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食道扁平上皮がんの拡大内視鏡診断


仙台厚生病院 消化器内科 部長 平澤大先生による「食道扁平上皮がんの拡大内視鏡診断」のプレゼンテーションです。

【目次】
0:11~食道扁平上皮がん内視鏡治療の適応について
1:29~NBI併用拡大内視鏡による食道がんの診断について

【概要文】
食道がんに対する内視鏡治療は、EP、LPMで絶対適応、MM、SM1で相対適応となっています。そのため、術前の検査で深達度を正確に診断することが大切です。
NBI併用拡大内視鏡を用いた食道がんの深達度診断では、IPCL(intra-epithelial papillary capillary loop)を観察します。IPCLはがんの深達度により見え方が変化するため、深達度の分類に有用です。
2011年日本食道学会で、IPCLの見え方によりTypeA、TypeB1、B2、B3と分類する定義されました。この分類によって腫瘍の深達度や治療方針を決定していきます。他に、AVA(A vascular area)、TypeRやIVBCなども診断には有用です。
今回の動画では実際の内視鏡画像を用いて解説していただきました。
IPCLの分類に悩まれている先生方には、大変参考になる動画となっています。ぜひご覧ください。