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多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)の疾患概要と治療の現状 Part1


東京大学産婦人科 准教授 原田 美由紀先生によるプレゼンテーションPart1になります。

【目次】
00:25~ 多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)概要
01:08~ 日本におけるPCOSの診断基準
01:54~ 世界におけるPCOSの診断基準
03:50~ PCOSの病態
06:23~ PCOSの病因
07:48~ PCOSの診断と管理に関する国際的ガイドライン

【概要文】
多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)は、生殖年齢女性の10人に1人の割合で発症し、不妊症の原因にもなります。頻度の高い疾患であるにも関わらず、診断や病態の理解が難しいといわれています。また、PCOSの病因は現時点でもはっきりとはわかっていません。家族集積性が高いことから、遺伝的因子の関与の可能性が指摘されていますが、今までの研究データからは遺伝的因子よりも環境因子の影響が大きいことがわかっています。
PCOSの診断基準は、日本や世界各国においてそれぞれ決められていましたが、2018年になって初めて国際的なガイドラインがまとめられました。今回は、東京大学産婦人科の原田 美由紀先生にPCOSの診断基準や病態、国際ガイドラインなどについて詳しく解説していただきました。