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新型コロナウイルス感染症に続発する小児多系統炎症性症候群の概要


長崎大学医学部小児科学講座 教授 森内 浩幸 先生に「新型コロナウイルス感染症に続発する小児多系統炎症性症候群」についてお伺いしました。

※2021年12月末撮影

【目次】
00:05~ 小児多系統炎症性症候群の概要
01:31~ 小児多系統炎症性症候群の症状とリスク管理
02:42~ 子供たちを守るために大人ができること

【概要】
小児多系統炎症性症候群は、罹患した小児の1%が死亡に至るほどの重症化を引き起こす、重篤な疾患です。疫学的事項から具体的な症状、対処法についても詳しく説明していただきました。
新型コロナウイルス感染症から子供たちを守るためには、家族を含めて小児に関わる全ての大人がワクチン接種を受けることが重要です。加えて、小児と接する時にはマスクを正しく着用し、今まで以上に換気を徹底するなど、空気感染のリスクを下げることも大切です。
低年齢の小児や障害を持つ子供にとっては、マスク着用は命に関わるトラブルを引き起こす可能性があります。心理的な影響も少なくありません。「医学的に必要以上のことはせず、迷ったらかかりつけ医への相談を行なって欲しい」と森内先生はおっしゃいます。