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多嚢胞性卵巣症候群治療時の副作用・合併性疾患


【目次】
00:06~ 挙児希望がない患者さんの治療法
00:45~ 治療時の副作用・合併性疾患
01:55~ 多嚢胞性卵巣症候群に対する取り組み
02:26~ 患者さんへのメッセージ

【概要文】
本コンテンツでは、多嚢胞性卵巣症候群治療時の副作用・合併性疾患について、東京大学産婦人科 原田美由紀先生に解説していただきました。
冒頭では先コンテンツに続き、PCOSで挙児希望がない患者さんの治療についても触れられています。
PCOSで不妊治療を行っている場合、一番起きやすい合併症は卵巣過剰刺激症候群(OHSS)です。卵巣腫大や血管透過性の上昇が起こり、重症の場合には腹水・胸水の貯留や血栓症発症にも繋がる合併症であるため、治療前ICでの合併症に関する情報提供や治療中のフォローが必須です。
東京大学産婦人科では、治療後・妊娠後の患者さんに対しても、全身的な健康に配慮をしたマネジメントが行われています。
原田先生はPCOSの患者さんに対し、排卵障害や生理不順の解決だけではなく、将来の糖尿病罹患リスクや普段の生活習慣を含めて、ご自身の健康に留意した上で付き合っていくようにとメッセージを送られています。

【キーワード】
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