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過敏性腸症候群の最新診療~IBSガイドライン2020を踏まえて~ Part1


国際医療福祉大学医学部消化器内科学 教授 正岡 建洋先生によるプレゼンテーションです。

【目次】
00:32~ 2020年にIBS診療ガイドラインが2020年に改訂された
01:05~ 定義としてRomeⅣの定義が採用された
03:20~ 機能性腸疾患の分類(RomeⅣ)
03:52~ RomeⅣのIBSの定義のRomeⅢからの変化
06:32~ ブリストルスケールによるIBSの分類
07:21~ 機能性便秘とは
08:37~ 機能性下痢とは
09:53~ 段階別のIBSの治療

【概要】
近年の社会的背景も手伝い、今後も罹患者数の増加が予想される過敏性腸症候群(以下、IBS)に関して、2020年に過敏性腸症候群の診療ガイドラインが改訂されました。

そこで、ガイドライン制作委員である正岡先生に、機能性消化管疾患に関する国際的体系分類であるRome分類を軸として、過敏性腸症候群の定義、分類、治療、病態、それぞれの観点から、改訂されたガイドラインのポイントを解説していただきました。

特に治療に関しては、段階別、病型別のそれぞれの観点での治療指針を提示していただき、各治療法に関する詳細を伺いました。

また、実臨床ベースでは捉えづらいトピックスである食事療法については、最近、注目されている低FODMAP食についても言及いただいています。

今後期待される治療法である糞便移植に関しては、現在の研究状況を解説いただいています。
現在までに蓄積されたエビデンスに基づく治療指針、今後のIBS治療への期待、双方の観点から詳しく伺いました。