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関節リウマチ治療ガイドラインについて


大阪赤十字病院 リウマチ・膠原病内科 片山 昌紀 先生によるモーニングセミナーになります。

【目次】
00:20~ 関節リウマチ診療ガイドライン2020の治療目標・治療原則について
03:03~ 新旧ガイドラインの共通点・相違点
04:40~ メトトレキサート(MTX)について
05:37~ 副腎皮質ステロイドについて
06:37~ JAK阻害薬について
08:22~ リハビリ・外科治療について
09:43~ 本日のまとめ

【概要文】
関節リウマチ診療ガイドラインは2014年以来更新がありませんでしたが、2020年に更新されました。
動画では関節リウマチの治療目標や5つの治療原則、新旧ガイドラインの共通点や違いについて解説されています。

新旧ガイドラインの共通点としては薬物療法の基本的なコンセプトが挙げられます。
診療ガイドラインの相違点としては「メトトレキサート(MTX)について」「副腎皮質ステロイドについて」「JAK阻害薬について」「リハビリ・外科治療について」の4つがあります。
メトトレキサート(MTX)は「第一選択」という流れが弱まりました。これはさまざまな副作用が報告されたものが反映されていると、片山先生はお考えです。
副腎皮質ステロイドはあくまでも「PhaseⅠでのみ考慮」の「補助的治療」になりました。
JAK阻害薬は生物学的製剤と同列にフェイズ2で考慮されるようになりました。
また、リハビリ・外科治療が診療ガイドラインに組み込まれたのも大きな違いです。これは画期的なことであると片山先生はおっしゃっています。

本コンテンツでは大阪赤十字病院の片山 昌紀先生に、関節リウマチ診療ガイドラインについてお話しいただきました。