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内分泌性高血圧症


大阪赤十字病院 糖尿病・内分泌科 森 栄作先生によるモーニングセミナーになります。

【目次】
00:05~ 高血圧症
00:51~ 内分泌性高血圧
01:54~ 原発性アルドステロン症
02:50~ 症例 60歳男性
05:20~ 原発性アルドステロン症~診断と治療の流れ~
06:22~ スクリーニング
06:46~ 降圧薬の影響
07:47~ アルドステロン測定法の変更
09:18~ 治療
09:44~ MR拮抗薬
10:23~ 手術と内服治療の比較
11:01~ Take Home Message

【コンテンツ概要文】
高血圧の患者数は、年々減少傾向にありますが、成人男性の約30%、成人女性の約25%が高血圧と推定されています(令和元年 国民健康・栄養調査)。
そのうちの約1割が二次性高血圧と言われており、その原因の一つに原発性アルドステロン症(PA)があります。
アルドステロンというホルモンの過剰分泌により高血圧(内分泌性高血圧)や低K血漿を呈します。
高血圧症患者の3~12%に生じるため、決して珍しい疾患ではありません。

原発性アルドステロン症における高血圧では、本態性高血圧症の方より脳卒中・冠動脈疾患・心房細動・心不全のリスクを上昇させることが報告されており、早期発見・治療が望ましいものの、疾患を疑って検査を行わないと診断に至らないという難しさがあります。
そこで、大阪赤十字病院の糖尿病・内分泌科にてご活躍されている森 栄作先生より、実際の症例をもとに原発性アルドステロン症の診断と治療の流れについて解説していただきました。
スクリーニング検査においては、従来の基準に加え、新しいスクリーニング基準についても言及しています。