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かかりつけ医によるうつ病治療について Part3


全国の診療所・クリニックの先生方に診療の今をお伺いする ”クリクラVoice"
今回は、うつ病の病病連携、病診連携への取り組みの観点から、
まつざきクリニック 院長 松﨑 太志 先生にご出演いただきました。

【目次】
00:06~ かかりつけ医のうつ病治療への助言
01:03~ 寛解治療を目指す重要性
01:48~ 共感の重要性
03:05~ プラセボ効果の活用
04:17~ 専門医に紹介が必要なケース

【概要】
本コンテンツでは、まつざきクリニックの松崎 太志先生より、かかりつけ医によるうつ病治療についてお話しいただいています。
本コンテンツは、part1~part3の三部構成となっており、part3ではかかりつけの先生方へ、松崎先生よりうつ病治療へのご助言をいただきました。

うつ病はよく「心が風邪をひいた状態」と表現されることもあります。
しかし、実際は風邪というよりも、再発が多く鬱状態が遷延しやすいという特徴を持っており、“簡単な病気”と捉えることは誤りであると松崎先生は述べています。
細心の注意を払って治療を行うとともに、患者様が「少し良くなった」と思った時点で治療を終了するのではなく、寛解を目指して治療を行う必要があります。
また、薬物治療はもちろん“患者様への共感の重要性”についても触れ、患者様の状況・気持ちを想像し、患者様が「しっかりと話を聞いてもらえた」と思える姿勢を示すことが大切です。
患者様への傾聴の姿勢を示すとともに、専門医への紹介が必要なケースの見極めも重要です。
その基準についても、松崎先生より丁寧に解説していただきました。