この動画を視聴するにはログインが必要です。

味覚感度と生活習慣病との関係


山陰労災病院 循環器内科 水田 栄之助 先生によるプレゼンテーションです。

【目次】
00:11~ 味覚障害について
00:38~ 味覚障害の原因
01:50~ 自己チェック表
02:10~ 原因別の発生頻度
02:48~ 高齢者の薬剤性味覚障害
03:57~ 亜鉛欠乏症について
04:56~ 亜鉛欠乏症の診断基準
05:15~ 循環器外来患者の血清中の亜鉛濃度
06:04~ 症例:味覚障害とフレイル・サルコペニア
07:10~ 味覚感度が低い高齢者にフレイルが多い傾向
08:04~ 治療について
09:00~ 味覚感度に注目して、生活習慣病の予防へ
10:52~ 味覚検査について
11:26~ 塩味の感度が低いと高血圧症などになりやすい
12:42~ 人の味覚は2週で改善する
13:39~ 「味覚リセット」教育入院
15:55~ うま味感度検査
17:14~ 肥満とうま味と糖味感度の関係
18:16~ うま味と糖と脂の関係
19:39~ うま味に親しむ食育
20:40~ 高齢者の味覚障害
21:50~ まとめ 医食同源

【概要】
味覚障害は70代以上の女性に多い傾向があり、原因別発生頻度を調べると亜鉛欠乏型の味覚障害よりも、薬剤性や心因性が多い傾向があります。
慢性心不全の患者さんに味覚障害や味覚感度の低下を生じる方が多いことに注目され、山陰労災病院では「味覚リセット」教育入院という取り組みを行っています。
味覚障害が発生して、食欲低下やフレイの原因になっている方が多いことから、味覚障害の治療を行うことの大切さについて先生にお話頂きました。