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健康長寿と幸福長寿Part1ーフレイルとサルコペニアについて


健康長寿を目指すときに大切な視点となるのがウェルビーイングです。
本コンテンツでは、東京大学 高齢社会総合研究機構(IOG)機構長を務める飯島先生に、地域ヘルスケアに基づいたフレイル予防ついて解説していただきました。

【目次】
01:16~ 健康長寿と幸福長寿について
02:50~ 「地域づくり」の視点に立った地域包括ケアシステム
04:51~ フレイルについて
11:13~ サルコペニアについて

【概要】
健康長寿について考えるとき、生きがいや幸せなどウェルビーイングがベースにあるかどうかが大切です。
地域包括ケアシステムは在宅医療患者を中心に、保健・医療・福祉の問題として捉えられがちですが、住民や他産業も含めた地域全体の問題として捉えることが必要です。

特に、フレイルは要介護の手前の時期ですが、まだ健常な状態に戻せる状態です。
フレイル予防は、個人の健康長寿を目指すものだけでなく、地域づくりの取り組みの中でも行われるべきものです。

身体的なフレイルの引き金となるのが、生活の不活発によるサルコペニアです。
35歳以上でも1年間に筋肉の1%ずつ減少すると報告されており、サルコペニアについて住民に十分に周知する必要があります。