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未破裂脳動脈瘤の医療連携Part1~未破裂脳動脈瘤の治療内容と方針~


未破裂の脳動脈瘤は無症状で経過することが多い一方で、破裂が起きれば命に関わるためフォローアップが大切です。
本コンテンツでは、横浜市立大学附属病院の中居康展先生に、未破裂脳動脈瘤の診療と連携についてお話いただきました。
コンテンツ内では手術動画も掲載しております。

【目次】
01:12~ 未破裂動脈瘤の自然歴
06:48~ 未破裂脳動脈瘤の破裂予測
07:27~ UCASスコアを用いた治療方針
08:45~ 脳動脈瘤の治療の方針ー直達法
10:16~ 血管内手術(コイル塞栓術)
11:23~ 血管内手術(フローダイバーター留置術)
11:57~ 血管内手術(W-EB留置術)
14:52~ 未破裂脳動脈瘤の治療選択

【概要】
脳動脈瘤の多くは無症状ですが、一度破裂すると命に関わるため、自然歴の改善などの予防が必要です。
脳動脈瘤の破裂リスクは、UCASスコアで点数化することで、破裂リスクを予測できます。

脳動脈瘤の破裂を予防するには、グレードに合わせて生活習慣の改善や高血圧に対する治療も行いましょう。

脳動脈瘤の治療には、病変にクリップする直達手術、コイル塞栓を行う血管内手術があります。
直達手術は根治性が高い反面、侵襲が大きいため、若年の患者に適しており、血管内手術は根治に課題がありますが、侵襲が小さいため、予防治療に適しています。

いずれかの治療を選択するには、予測スコアを過信しすぎずに、テーラーメイド治療に当たることが重要です。