この動画を視聴するにはログインが必要です。

岡部 和倫先生:悪性胸膜中皮腫の集学的治療の現状

  • 岡部 和倫 先生

山口宇部医療センター 呼吸器外科科長 岡部 和倫先生による「悪性胸膜中皮腫の集学的治療の現状」のプレゼンテーションです。

【目次】
0:20~悪性胸膜中皮腫(MPM)に対する集学的治療の総論
1:00~悪性胸膜中皮腫(MPM)の治療成績を比較する際の注意点
3:12~悪性胸膜中皮腫(MPM)に対する薬物療法と導入化学療法について
5:19~悪性胸膜中皮腫(MPM)に対する放射線療法について
6:37~悪性胸膜中皮腫(MPM)治療のガイドラインと外科的手術について
9:09~IASLCの悪性胸膜中皮腫(MPM)データベースにおける治療成績
9:49~岡部先生の治療方針と山口宇部医療センターの手術適応と成績について


悪性胸膜中皮腫(MPM)の集学的治療には、以下の方法があります。
・外科療法:胸膜外肺全摘術(EPP)、胸膜切除剥皮術(P/D)
・放射線療法
・薬物療法:抗癌剤、免疫療法剤

一方で、悪性胸膜中皮腫(MPM)に対する集学的治療は治療方法としては未確立で、術者の技術と知識に基づいて実施されているのが現状です。
プレゼンテーションでは、術前化学療法や放射線療法、手術の手順や問題点について解説していただきました。

岡部先生は、基本的に以下のいずれかの流れで治療を進めているといいます。
・胸膜外肺全摘術(EPP)→放射線療法→化学療法
・胸膜切除剥皮術(P/D)→化学療法

山口宇部医療センターで悪性胸膜中脾腫(MPM)に対する胸膜外肺全摘術(EPP)を行った症例では、以下のような治療成績が得られています。
・全58症例では5年生存率27%、生存期間中央値30カ月
・2011年以降に手術を行った上皮型の29症例では5年生存率43%、生存期間中央値59カ月

ただし、岡部先生によると、悪性胸膜中皮腫(MPM)の治療成績を比較する際に注意する点が5つあるといいます。
プレゼンテーションでは、この注意点についても詳しく触れたうえで、山口宇部医療センターの治療成績について解説していただいています。

悪性胸膜中皮腫(MPM)の治療方針でお悩みの先生方には大変参考になるプレゼンテーションです。ぜひご覧ください。