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小林 栄仁先生:子宮頸がんに対する腹腔鏡手術の歩み


【目次】
00:12 悪性疾患に対する腹腔鏡手術のあゆみ
01:35 婦人科で扱う主たる悪性疾患
02:24 腹腔鏡手術のメリット・デメリット
03:36 合併症について
05:42 まとめ

【概要文】
子宮頸がんに対する腹腔鏡手術は2014年から2018年の間に急速に導入が進んでいます。

婦人科で扱う主たる悪性疾患は子宮頸がん・子宮体がん・卵巣癌の3つです。
そのうち子宮頸がん・子宮体がんが腹腔鏡下の手術の対象になります。
また、子宮頸がんのうち手術適応になるのはステージⅡAまでです。

腹腔鏡手術の主たるメリットとして、モニターを通して手術が共有できることが挙げられています。
腹腔鏡手術の主たるデメリットとして、術野を維持する手段・方向が限られていることが挙げられます。

合併症については今まで、開腹と腹腔鏡で変わらないとされてきました。

しかし、 大規模な第3相比較試験において、治療成績が腹腔鏡のほうが劣っていることが報じられました。
中でも骨盤の再発数について、開腹手術0なのに対し腹腔鏡手術は再発が多くなっています。

これについて小林先生は、なんらかの手術手技がこの結果に影響を与えていると感じています。
同院での手技の成績は、無再発生存率・全生存率ともに開腹と腹腔鏡で変わらないそうです。

本邦でも子宮頸がんに対する腹腔鏡手術の安全性・有用性に対する情報の集積・解析を行う必要があると、小林先生はお考えです。

【キーワード】
腹腔鏡手術、子宮頸がん、婦人科、開腹手術、骨盤再発、治療成績、大阪大学医学部附属病院、小林 栄仁