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肺高血圧症の症状・診断・治療 -Part1-


杏林大学医学部付属病院 循環器内科 教授 佐藤 徹先生によるプレゼンテーションになります。

【目次】
00:30~ 肺高血圧症の診断の診断基準
01:26~ 肺高血圧症の診断の仕方
05:15~ 肺高血圧症の症状
06:28~ 頸静脈怒張の診察の仕方(動画)
08:42~ 肺高血圧症の診察所見

【概要文】
肺動脈圧が平均で25mmHgを超える場合に、肺高血圧症(PH)と診断しますが、実はこの診断基準は、近日中に変わる可能性があります。

肺高血圧症の診断の仕方ですが、まずは病歴、症状、診察所見などから肺高血圧症を疑うことから始まります。疑いがある場合は、次に暫定的な確定診断のため、心エコー検査をする必要があります。心エコーで肺高血圧症の可能性が高いということになれば、その後肺血流シンチを行うことになります。これによって、慢性の血栓塞栓性肺高血圧症を鑑別します。医療機器が必要になりますので、専門病院へ紹介が必要になります。その後、原因疾患をまずは診断する方向性になります。

肺高血圧症の代表的な症状は、易疲労感、息切れ、胸痛、失神などがあり、この中で、息切れが頻度が高く、比較的特異度の高い症状になります。

肺高血圧症を診察する上でいくつかキーポイントがあります。その一つが頸静脈怒張をみることです。
こちらの動画では、頸静脈怒張の診察の仕方を動画で詳しく解説いただき、肺高血圧症でみられる診察所見を網羅してご説明いただいております。

肺動脈圧が平均で25mmHgを超える場合に、肺高血圧症(PH)と診断しますが、実はこの診断基準は、近日中に変わる可能性があります。

肺高血圧症の診断の仕方ですが、まずは病歴、症状、診察所見などから肺高血圧症を疑うことから始まります。
疑いがある場合は、次に暫定的な確定診断のため、心エコー検査をする必要があります。
心エコーで肺高血圧症の可能性が高いということになれば、その後肺血流シンチを行うことになります。
これによって、慢性の血栓塞栓性肺高血圧症を鑑別します。医療機器が必要になりますので、専門病院へ紹介が必要になります。その後、原因疾患をまずは診断する方向性になります。

肺高血圧症の代表的な症状は、易疲労感、息切れ、胸痛、失神などがあり、この中で、息切れが頻度が高く、比較的特異度の高い症状になります。

肺高血圧症を診察する上でいくつかキーポイントがあります。その一つが頚静脈怒張をみることです。こちらの動画では、頸静脈怒張の診察の仕方を動画で詳しく解説いただき、肺高血圧症でみられる診察所見を網羅してご説明いただいております。