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肺高血圧症の症状・診断・治療 -Part2-


杏林大学医学部付属病院 循環器内科 教授 佐藤 徹 先生によるプレゼンテーションになります。

【目次】
00:12~ 心電図 軽度肺高血圧症
00:51~ 心電図 重症化してくるとどうなるか
01:20~ レントゲン 慢性血栓塞栓性肺高血圧症
02:23~ 病態生理
03:27~ 肺高血圧症の原因疾患 分類
03:37~ 肺高血圧症の原因別比率
04:52~ 原因疾患の詳細
06:07~ 肺動脈性肺高血圧症診療の進歩
06:40~ PAHの予後改善
08:39~ 肺動脈性肺高血圧症の治療薬

【概要文】
パート2の今回は、肺高血圧症での心電図の実例を提示していただき、軽度から重症に至るまでの変化をご説明いただきました。

また、レントゲンでみられる肺高血圧症の所見、肺高血圧症の病態生理も詳しくご説明いただいていおります。

肺高血圧症には様々な原因疾患がありますが、それらは解剖学的に5つに分類されます。各原因疾患の頻度を調査した論文では、圧倒的に左心疾患による肺高血圧症が多いことがわかりました。原因疾患によって肺高血圧症が起こる機序を、解剖学的5つの分類ごとに丁寧にご説明いただいております。

2000年以前は初発肺動脈性肺高血圧症の5年生存率が30〜40%でしたが、2010年の新たな統計によると治療の改善によって90%近くになっていました。その肺動脈性肺高血圧症診療がどのように進歩してきたのか、現在はどのような治療法・治療薬を使用しているのか、経時的にご理解いただけるお話になっています。