臨床
当科は、消化管腫瘍に対する内視鏡診断と低侵襲内視鏡治療(ESD)を中心に診療を行っています。当科指導医は食道、胃、大腸全ての消化管ESDを非常に安全に行っており、その症例数は国内でもトップクラスを誇っています。前任地における2019年の症例数は、最も難易度が高いとされる大腸ESDが全国2位でした。
また、拡大内視鏡も含めた内視鏡診断にも力を入れております。
教育
当科は消化器病センターにおいて、早期の消化管癌に対する内視鏡診断・低侵襲手術(ESD)のマンツーマン指導に力をいれており、若手内視鏡医育成のために、ESD症例全例での完全なマンツーマン指導、週に一回以上の内視鏡勉強会を行っております。
一人ひとりが、全ての臓器の内視鏡診断とESDを施行できるようになることを目標としています。
当科指導医は国内有数のESD治療症例数を経験しており、国内のみならずアジアの多くの施設にも出向き、内視鏡技術の指導を行っております。
また、東京女子医科大学の役割でもある女性医師の教育、働きやすい環境作りとともに、コミュニケーション能力も含めた最良の医療人を育成する職場環境構築にも力を入れております。
講座の特色
当グループは出身大学の派閥がありません。内視鏡が好きな医師が全国から集まっています。短期の研修からスタッフとしての採用まで幅広く対応いたします。
とにかく、楽しく内視鏡を学ぶことをモットーにしており、仕事のon offもはっきりさせ17:30には解散です。
家庭との両立を目指したい女性医師の働き方へも十分に配慮しております。
現メンバーの半数は女性医師で構成されております。