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乳房再建における脂肪注入の有用性 -Part2-


富山大学 学術研究部医学系 形成再建外科・美容外科 特命教授 佐武 利彦先生による「乳房再建における脂肪注入の有用性」のプレゼンテーションのPart2です。

【目次】 0:11~ 脂肪注入法による乳房再建における術前評価
3:40~脂肪注入法による乳房再建における移植床準備・術前後管理
5:02~脂肪注入法による乳房再建における脂肪吸引の手技

【概要文】
乳房再建における脂肪注入法では、患者の腹部、大腿部、腰部などから脂肪を吸引し、その脂肪を乳房の大胸筋、皮下脂肪層に注入します。
2019年夏に、BIA-ALCL(乳房インプラント関連・未分化大細胞型リンパ腫)が話題になったこともあり、乳房の自家再建の必要性が改めて認識されています。

今回のプレゼンテーションでは、基礎編と応用編に分けて脂肪注入法による乳房再建について解説していただきました。
基礎編では手術適応、再建を困難にする要因とその対策、考慮すべき点、手術手技の実際をご覧いただけます。
応用編では、乳房全摘例(NSM/SSM/Bt)への再建法、健側乳房の豊胸術、乳房温存療法例(Bp)への二次再建、皮弁移植・インプラント再建例の修正について解説していただきました。

Part2では基礎編のVECTRA®を用いた乳房再建計画の立て方、術前に用いる体外式乳房拡張器の紹介、脂肪吸引の際に用いるデバイスと手技について解説していただきました。
Part1同様、脂肪注入法による乳房再建の導入を検討されている先生方や、他施設での乳房再建の実際を知りたい先生方に特におすすめの内容となっています。ぜひご覧ください。