この動画を視聴するにはログインが必要です。

小児の腹痛 -症候からみた消化器疾患-


順天堂大学医学部附属順天堂病院 小児科 准教授 工藤 孝広先生による「小児の腹痛 -症候からみた消化器疾患-」のプレゼンテーションです。

【目次】
0:25~小児の腹痛の原因
2:30~乳幼児の急性腹痛について
4:02~乳幼児の慢性腹痛について
5:34~学童期の急性腹痛について
7:26~学童期の慢性腹痛について
9:02~器質性消化管障害について
11:17~機能性消化管障害について

【概要文】
小児の腹痛では、発症時期(乳幼児期か学童期か)と急性、慢性いずれの経過をたどるかで原因となる疾患が異なるため、これらを分けて原因を探っていくことが大切です。

今回のプレゼンテーションでは、発症時期と経過によってどのような疾患が考えられるか、さらにどのような検査が必要かについてフローチャートを用いながら解説していただきました。
さまざまな原因が予測されますが、随伴症状も確認し、診断の道筋を立てることが大切とのことです。

症候のなかには器質的疾患を疑うべきものもあります。さらに、器質的疾患のなかには緊急性のある疾患もあります。
プレゼンテーションではこれらについてわかりやすくまとめていただきました。

一方、機能性消化管障害では過敏性腸症候群と機能性ディスペプシアが代表的な疾患です。
これらの疾患の診断基準についても解説していただきました。

今回のプレゼンテーションは小児の腹痛を診断する際に、大変参考になる内容となっています。ぜひご覧ください。