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地域に根差したうつ病治療への貢献~専門医の立場から~ 医療法人わに診療所 副院長 和迩 大樹 先生 -Part1-


【目次】
00:06〜 自己紹介
00:12〜 日本の自殺者の現状
01:38〜 自殺とうつ症状
02:06〜 うつ病の精神症状と身体症状
02:51〜 うつ病の身体症状の出現率
03:24〜 睡眠障害の種類
03:56〜 不眠症のタイプ
04:22〜 睡眠障害の原因
04:58〜 睡眠薬の種類
08:05〜 睡眠薬の選び方

【概要】
日本では年間約2万人の自殺者がおり、特に若年層が多くなっています。そのため、厚労省は若年層の自殺死亡率を減らすことを重要な課題としています。
自殺者の約半数は、自殺前の1ヶ月以内に何らかの身体症状を訴えて精神科以外の診療科を受診しています。そのため、多くの診療科でうつ病についての理解と対応が求められます。

うつ病には、精神症状だけでなく身体症状があります。
身体症状では、睡眠障害がほぼ100%で出現します。次いで、疲労・倦怠感、食欲不振などがみられます。

不眠症に対しては、主に睡眠薬を処方します。
睡眠薬にはバルビツール酸系、ベンゾジアゼピン系、非ベンゾジアゼピン系、メラトニン受容体作動薬、オレキシン受容体拮抗薬があります。
しかし、薬剤の安全性や作用時間が異なるため、患者さんに合う睡眠薬を処方することが必要です。
そこで、睡眠薬の特徴や選択方法について詳しく解説していただきました。

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