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小児の新型コロナウイルス治療と予防 Part1


【目次】
00:22~ 新型コロナウイルス感染症の発生動向
01:07~ 小児における軽症〜中等症の治療フロー
01:53~ 抗ウイルス薬の使用法の変遷
02:09~ モノクローナル抗体/抗ウイルス薬の適用条件と注意点
03:40〜 COVID-19の重症度と治療の考え方
04:26〜 森内医師案の治療フロー
04:38〜 小児COVID-19重症・中等症Ⅱの治療フローチャート
05:10〜 小児COVID-19の重症例・小児多系統炎症性症候群(MIS-C/PIMS-TS)
05:50〜 小児多系統炎症性症候群と川崎病の比較
07:08〜 MIS-C/PIMS診断アルゴリズム
07:26〜 MIS-C/PIMSの薬物療法

【概要】
国内の新型コロナウイルス感染症の発生動向を確認すると、小児の重症患者を診る機会は非常に少ないと考えられますが、感染者が増加することで小児でも一定数の中等症患者が現れることが想定されます。
日本小児科学会では、小児COVID-19の治療指針となる重症度別のフローチャートを公開しています。最近、新たな抗ウイルス薬の登場や、変異株の出現によって有効性が無くなった薬剤もあり、治療フローは改めて整理する必要がある、と先生はおっしゃいます。
小児COVID-19の重症例の一つが、小児多系統炎症性症候群(MIS-C/PIMS-TS)です。
川崎病に似た病態ですが、重症度がとても高く、致命率は1.4%と非常に危険な疾患です。COVID-19感染が発症の誘因の一つと考えられており、新型コロナの流行中・直後においては注意が必要です。

【キーワード】小児COVID-19,川崎病,MIS-C,PIMS,小児多系統炎症性症候群,オミクロン,森内 浩幸,長崎大学病院