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ナルコレプシーと特発性過眠症 Part2


【目次】
00:11~ 症候性ナルコレプシーの検査
02:03~ 中枢性過眠症のMSLTの診断基準
03:34~ 特発性過眠症過眠症の分類・基準
05:09~ 特発性過眠症の臨床症状
06:40~ ナルコレプシーと過眠症の診断区分
08:22~ 睡眠不足症候群について

【概要文】
脳腫瘍などで視床下部が障害されると、症候性のナルコレプシーが発症します。遺伝性疾患であればプラダーウィリー症候群などで、症候性ナルコレプシー、オレキシン低値の症例が確認されています。オレキシン濃度は、<110pg/mlを低値と考え、≧200が正常値で、健康な人では300pg/ml程度が標準的な値となっています。

今回の動画では、Part1で説明のあったナルコレプシーと、特発性過眠症にはどのような違いがあるのかをご説明いただくとともに、ナルコレプシー、特発性過眠症、睡眠不足症候群などの過眠症に関する診断基準・診断区分をお示しいただきました。

また、特発性過眠症はどういったものか、ナルコレプシーとの臨床症状の違いを明らかにしながら丁寧にご説明いただいております。

その他、日本人で頑張って働いている方には、平日の睡眠負債を週末に取り返して、なんとか仕事を維持している方が多くいらっしゃいます。そういった方は、普段の睡眠不足が溜まっており、1晩だけ入院をして寝ても、翌日の検査ですぐに寝てしまってMSLT,SL≦8分となり、中枢性の過眠症の範疇に入ってしまいます。これを睡眠不足症候群と言います。

【キーワード】
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