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結腸がんに対する低侵襲手術 Part2


東京女子医科大学 下部消化管外科 山口 茂樹 先生によるプレゼンテーションPart2です。

【目次】
00:11 術後合併症発生率・死亡率
01:32 腹腔鏡下大腸切除:都道府県浸透率
02:04 Grade2−4 術後合併症の施設間差(JCOG0404))
03:42 結腸がんの術後合併症の種類
04:29 山口先生の結腸がん手術データ
05:23 東京女子医科大学病院での大腸がんの切除後クリニカルパス
06:46 山口先生の腹腔鏡手術後関連データ
08:55 ロボット支援下手術(ダビンチ手術)
11:08 まとめ

【概要】
2018年のデータでは結腸がんの患者数は約10万例ですが、これは全がん腫の約10%を占め、直腸がんと合わせると男女で最も罹患数が多いがん腫です。
一方で、手術の可能性が残されたステージ1~3の患者の生存率について、大腸がんでは他のがん腫に比べ高く、手術の進化が伺えます。
本動画では、東京女子医科大学 下部消化管外科教授・分野長の山口茂樹先生に、結腸がんの最新の低侵襲手術について解説いただいています。

低侵襲の手術として代表的な腹腔鏡手術は結腸がんで多用されています。
一方で、結腸右半切除は他の術式に比べて合併症発現頻度や30日後死亡率が高いというデータや、合併症の発生率は開腹手術に比べ腹腔鏡手術では施設間で差があるデータが本動画で示されています。
また、2022年4月より、結腸がんに対しロボット支援下手術が保険適応になりましたが、本動画では、ロボット手術についても、メリットとデメリットが解説されています。
ぜひご参考ください。