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直腸がんに対する究極のロボット支援下機能温存根治手術〜人工肛門ゼロへの飽くなき挑戦〜


大阪赤十字病院 消化器外科 大腸グループ 稲本 将先生によるモーニングセミナー動画になります。

【目次】
00:15〜 大腸癌の疫学
00:44〜 直腸癌に対する手術
01:24〜 低位直腸癌に対する手術
02:04〜 直腸癌手術の課題
02:55〜 直腸癌手術に求められるもの
03:16〜 直腸癌の手術方法
03:32〜 腹腔鏡手術の限界
04:35〜 直腸のロボット術者は4人
04:49〜 ロボット支援下手術
08:02〜 周術期管理のこだわり
09:49〜 直腸癌 長期予後

【概要文】
大腸癌は、罹患数・死亡数ともに増加傾向にある疾患です。
特に、直腸癌は大腸癌の4割を占め、悪性度が高いほか予後が不良であることが多いことが知られています。
そこで、大阪赤十字病院の消化器外科の大腸グループにてご活躍されている稲本 将先生に、直腸癌の定位や手術、リスクについて解説していただきました。
特に手術に関しては、自費診療時代から大阪赤十字病院にて取り組んでいる、ロボット支援下手術(ダビンチ)におけるロボットドッキング風景や骨盤深部での操作の様子を、実際の動画を通して解説していただきました。
その中で、従来の腹腔鏡手術との違いにも言及しています。
低侵襲で精緻な手術が可能であることはもちろん、周術期管理にもこだわることで、縫合不全率が減少し、肛門の温存率も上昇しています。
大阪赤十字病院でのロボットを用いた根治性・機能温存を両立した手術に加え、こだわった周術期管理による安易・不用意な予防的人工肛門の造設回避といった双方の観点から、詳しくお話を伺いました。