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精密な外科解剖に基づいた上部消化管外科手術(食道)


大阪赤十字病院 細木 健次 先生によるモーニングセミナーになります。

【目次】
00:16~ 食道癌の疫学
00:33~ 病理学的ステージ別の予後
00:53~ 食道表在癌の深達度亜分類
01:57~ 同院におけるcStageⅡ,Ⅲの進行癌に対する治療方針
02:38~ 食道亜全摘術〜開胸開腹手術から胸腔鏡下手術へ
03:18~ 上縦隔郭清のコンセプト
04:04~ 同院における胸腔鏡下手術、ロボット支援下手術導入の時代的変遷
04:47~ ロボット支援下手術について〜動画
05:53~ Firefly systemを用いたリンパ流の観察
06:17~ 手術動画供覧〜ロボット支援下食道亜全摘による上縦隔郭清
08:40~ 短期および長期治療成績について
10:30~ 生存率〜全生存率と無再発生存率
10:52~ 精緻な外科解剖に基づいた食道癌手術

【概要】
昨今、食道癌の罹患率は緩やかに増加傾向にあり、特に男性においては罹患率・死亡率ともに第6番目の悪性腫瘍とされています。
食道切除を受けた患者さんの病理学的ステージ別の5年生存率を見ますと、ステージⅡは70%、ステージⅢは40%で、進行癌の予後としては決して良いとは言えないのが現状です。
同院では食道癌手術において、2018年1月からロボット支援下手術を導入し、近年ではこれによる術式が増加しています。
本動画では上縦隔郭清のコンセプトと、胸腔鏡下・ロボット支援下食道癌手術の導入、及び短期,長期治療成績について

1.食道癌の疫学とステージ別予後
2.ステージ別治療方針
3.ロボット支援下手術の現状と説明,動画供覧
4.短期及び長期治療成績と生存率

について、大阪赤十字病院消化器外科の細木 健次先生に教えていただきました。