湘南鎌倉総合病院 免疫・アレルギーセンター 渡井 健太郎 先生によるプレゼンテーションです。
【目次】
00:44~ 長期管理での喘息の多様性
04:30~ 長期管理での喘息と抗原感作
07:59~ 長期管理での吸入ステロイドの副反応
10:15~ まとめ
【概要文】
気管支喘息は2型炎症型と非2型炎症型に大別されますが、発症時の年齢が小児または成人、また、重症度を加味すると多くの種類があることを鑑みると気管支喘息は「症候群」といえます。肺の外部の合併症や社会・環境面にも配慮する必要との報告もあり、喘息はもはや「ステロイドを吸わせておけば良い」という単純な治療ではなく、タイプを見極めた対応が必要となります。
また、慢性疾患として長期管理の重要性が指摘されています。
本動画では、湘南鎌倉総合病院免疫アレルギーセンターの渡井健太郎先生に、気管支喘息の長期管理のポイントとして、「抗原感作はどう変化するのか」と「治療薬の副作用」について解説いただいています。
長期のICS治療での抗原感作の経年変化についての研究結果や、吸入ステロイドの副腎抑制についての研究結果などさまざまな知見がわかりやすく解説されています。
気管支喘息という症候群と吸入薬の使用について再確認し、そして改めて考えることのできるコンテンツです。ぜひご視聴ください。