国立病院機構 三重病院 耳鼻咽喉科 増田 佐和子先生によるプレゼンテーションです。
【目次】
00:42~ アレルギー性鼻炎の定義と分類
01:24~ アレルギー性鼻炎の有病率
03:00~ アレルギー性鼻炎と喘息
03:54~ アレルギーマーチの概念の変化
04:35~ 喘息患者における鼻炎の合併と発症時期
05:20~ アレルギー性鼻炎合併喘息児における二つの症状の関連性
05:48~ 幼児期のアレルギー性鼻炎と成人期の喘息との関係
06:14~ アレルギー性鼻炎は「喘息コントロール不良」危険因子
07:00~ アレルギー性鼻炎の診断
08:10~ 薬物療法の小児適応年齢
09:39~ 小児アレルギー性鼻炎に対する抗ヒスタミン薬
10:19~ 小児アレルギー性鼻炎に対する鼻噴霧用ステロイド薬
11:18~ 小児アレルギー性鼻炎における薬物療法の限界
11:38~ アレルゲン免疫療法の特徴
12:18~ アレルゲン免疫療法における2つの選択肢
12:48~ 喘息合併例に対する見解
13:17~ 小児期に免疫療法を行うメリット
14:10~ アレルゲン免疫療法による喘息予防効果
14:42~ アレルギー性鼻炎のセルフケア
15:49~ まとめ
【概要】
近年、アレルギー性鼻炎の有病率は全年齢で増加しており、その多彩な症状は、QOLの障害につながっています。
特に小児では、気管支喘息の合併も大きな問題です。2つの疾患の関係性や、アレルギー性鼻炎の診断と治療の詳細、特に小児における薬物治療のポイントなどについて、また、現在期待されているアレルゲン免疫療法についても言及して、詳しく解説いただきました。