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【音声・嚥下障害の検査と治療法を解説】1 音声障害の原因・検査・治療・リハビリ


耳鼻咽喉科で診る疾患のなかに、発声に異常が起こる「音声障害」とスムーズに飲み込めなくなる「嚥下障害」があります。
本コンテンツでは、東京慈恵医科大学付属柏病院の小林俊樹先生に、両疾患の特徴と原因、検査と治療法について解説していただきました。

【目次】
00:05~ 音声障害と原因
01:32~ 音声障害の検査
02:01~ 音声障害の治療
02:53~ 音声障害のリハビリ
03:10~ 音声訓練

【概要】
音声障害は、音質・声の高さや大きさ・発声努力の変化等により、声の出にくさ、詰まりや途切れなどの症状が現れる病態です。
声の使い過ぎが原因になりやすく、声帯ポリープやがんなど原因疾患があれば治療する必要があります。
診断は、経鼻内視鏡検査や音響分析、CTによって行い、治療では長時間の発声を控えや水分摂取によるのどの加湿を指導します。
声帯に病変がある場合は、全身麻酔または局所麻酔による手術療法を検討します。
声の出し方に問題がある場合は、リハビリで発声法を修正していきます。
発声時に力が入りやすい患者さんは、ストローを口にくわえながら発声練習をしたり、ハミングのような鼻歌を歌ったりすることで、効率よく声が出せるようになります。