この動画を視聴するにはログインが必要です。

小児ロタウイルス感染症のトピックス(ロタウイルスワクチン導入後の状況と展望)


川崎医科大学 臨床感染症学 教授 大石 智洋先生によるプレゼンテーションです。

【目次】
01:02~ ロタウイルスワクチン胃腸炎での臨床像 
02:48~ ロタウイルス胃腸炎による月齢別入院率
03:31~ ロタウイルスワクチンの歴史
05:29~ 小児ロタウイルスワクチン導入後の状況について
06:25~ 新潟県新発田市における観察研究の報告
12:00~ ロタウイルス遺伝子型別検出状況
12:43~ 小児ロタウイルスワクチン導入における観察研究や状況 まとめ
14:28~ ロタウイルスワクチン摂取後の腸重積について
16:40~ ロタウイルスワクチンの血清型分布
17:50~ 今後の展望 まとめ

【概要文】
ロタウイルス胃腸炎は初期の感染が最も重症となり、乳幼児~1歳ごろの入院症例が多く、これらを防ぐため、ロタウイルスワクチンが開発されました。
しかしながら、初期のものは副反応の問題点があり、中止になりましたが、その後RV1と呼ばれる新しいワクチンが2011年11月から任意接種にて開始されました。
導入後、摂取率の増加とともに入院例数の優位な減少が認められております。
実際の状況について、特定の地域で観察研究したデータを報告していただいております。
ロタウイルスワクチン導入後の遺伝子型の割合が大きく変化しています。
ロタウイルスワクチン導入前後での、腸重積症例の推移変動は大きく変わりませんでした。
また、COVID-19も含めた、急性胃腸炎の流行状況について紹介しています。