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当科における膵癌診療の現状~早期発見を目指して~ Part1


横浜市立大学 消化器内科学 助教 入江 邦泰 先生によるプレゼンテーションPart1です。

【目次】
00:25~ 横浜市立大学附属病院の消化器内科学の紹介
00:48~ 膵癌診療の現状
00:56~ 膵癌の罹患数と死亡数の統計
01:19~ がん罹患数・がん死亡数の順位
01:46~ 部位別5年相対生存率
02:06~ 重粒子線治療
02:34~ 外科的治療
03:10~ 術後補助化学療法
03:53~ 術前補助化学療法
05:37~ 切除不能膵癌の治療
07:31~ がん遺伝子パネル検査
09:12~ 当科での診療
10:08~ ここ3年間当院における膵癌症例
10:29~ 横浜市内病院別膵癌診療数

【概要】
膵癌は罹患数が少ないのにも関わらず、癌死亡数の第4位となっており、予後が悪いことが分かります。実際、膵癌の5年生存率は10%に届いておらず、今後の課題が多いといえるでしょう。
新しい治療法として、重粒子線治療が開始となっていますが、遠隔転移だと不適応であり、腸管を避けての照射ができないため、限定的な治療となっています。膵癌の根治を目指すのであれば、外科治療が主な治療となります。2016年からは外科治療に加えて術後の補助化学療法が確立されてきました。さらに、2019年以降は、術前の化学療法の導入もされています。

本動画では、横浜市立大学附属病院の消化器内科学に在籍する入江邦泰先生に、膵癌の現状と今後の課題についてお話いただきました。