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肺がんの診断


旭川医科大学病院 呼吸器センター 助教 佐々木 高明先生による「肺がんの診断」のプレゼンテーションです。

【目次】
0:11~旭川医科大学病院 呼吸器センターの診療実績について
3:10~肺がんの診断の流れ
4:00~肺癌の網羅的遺伝子検索LC-SCRUM-Japanとの連携について

【概要文】
旭川医科大学病院 呼吸器センターでは、年間の初診患者数が400人程度、肺がんの手術件数は年間約100件、気管支鏡検査は年間360~400件行っています。早めに遺伝子変異を見つけることで、分子標的薬などを用いた最適な治療を行うことに重きを置いています。

旭川医科大学病院 呼吸器センターに肺がん疑いで患者さんが紹介されると、その日のうちに単純胸部X線検査、胸部CT検査を実施します。
これらのスクリーニングの結果、肺がんが疑われる場合には気管支鏡の検査を実施します。早ければその週のうちに行うことも可能です。
病理検査、遺伝子検査も並行して行うことで、診断がついた時にはすぐに治療が始められるような体制を整えています。

旭川医科大学 呼吸器センターでは、国立がん研究センター東病院が主導で行っている網羅的遺伝子検索LC-SCRUM-Japanにも連携しています。
LC-SCRUM-Japanでは、200以上の遺伝子異常を網羅的に調べます。近い将来新薬が登場した際に治療を受けられるように患者さんに検査を推奨してます。

今回のプレゼンテーションでは、旭川医科大学 呼吸器センターでの診療の流れや特徴を解説していただきました。
自施設での肺がん診療の流れを見直したいと考えている先生方、北海道内で肺がんの患者さんを紹介しようと考えている先生方には大変参考になるかと思います。ぜひご覧ください。