順天堂大学大学院 医学研究科 循環器内科学 准教授 葛西 隆敏先生によるプレゼンテーションPart1です。
【目次】
00:21~ 睡眠時無呼吸の診断・重症度
01:50~ 睡眠ポリグラフ(PSG)
03:06~ 上気道の閉塞→閉塞型イベント(OSA)
03:38~ PSG波形
05:38~ 睡眠時呼吸障害の診断・スクリーニング
08:38~ チェーンストークス呼吸(CSR-CSA)
10:11~ 睡眠時無呼吸の診療のおもな流れ
12:20~ 睡眠時無呼吸の頻度
【概要】
本動画では、順天堂大学の葛西先生に、睡眠時無呼吸の診断や重症度の区分、検査方法について紹介していただきました。
重症度の判定は、無呼吸低呼吸指数(AHI)が使用され、AHIが15以上は中等度の症例と判断されます。
中等度以上の症例で治療が必要と考えられています。
検査は、睡眠ポリグラフ検査が国際的な標準検査となっており、睡眠ポリグラフ検査は入院が必要です。
一方、入院せずに行う簡易的なスクリーニング検査があり、終夜パルスオキシメータや簡易ポリグラフといったものが普及しています。
睡眠時無呼吸症候群は、日本でも有病率の増加が確認されています。
有病率の増加は、肥満の増加や高齢化による筋力低下が原因と考えられています。