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睡眠時無呼吸症候群とは Part2


順天堂大学大学院 医学研究科 循環器内科学 准教授 葛西 隆敏先生によるプレゼンテーションPart2です。

【目次】
00:11~ 睡眠時無呼吸を疑う臨床症状-所見
01:00~ 閉塞性睡眠時無呼吸の主な原因
02:26~ 他の原因
03:45~ 日中の過度の眠気と生活の質の低下
04:15~ SASは交通事故を増加させる
04:45~ 睡眠時無呼吸患者の特徴
05:18~ 無呼吸時の心臓への影響
07:24~ 無呼吸による交感神経活性への影響
08:20~ 無呼吸時の低酸素と血管障害-動脈硬化
09:55~ 無呼吸と夜間高血圧
10:51~ 疫学研究におけるOSAと高血圧の関係
11:05~ 糖尿病新規発症とSASの関係
11:25~ OSAと循環器疾患
12:23~ OSAの重症度とStrokeの新規発症の関係

【概要】
本動画では、睡眠時無呼吸症候群の症状や原因について解説していただきました。
主な原因としては、肥満や顎の位置や形状といった上気道の形態学的狭小化と睡眠やアルコールなどによる上気道開大筋の緊張低下があります。
睡眠時無呼吸症候群の症状は、患者さん本人に自覚されていない場合もあり、治療後に自覚されることがみられます。
生活の質を低下させたり、居眠り運転といった重大事故につながったりすることもあります。また、生活習慣病との関係が深いことも指摘されています。
無呼吸の状態が続くことにより、交感神経活性の状態になりやすいことがわかっています。
このことが、動脈硬化や高血圧、糖尿病や脳梗塞のリスクにつながるメカニズムについても解説されています。