REMS法で変わる骨粗鬆症の診断と治療-臨床経験を元にした診断治療フローチャート-

本講演では、北海道大学病院整形外科の石津帆高医師が、「REMS法で変わる骨粗鬆症の診断と治療」を主題とし、臨床現場における診断および治療アルゴリズムの構築に関する実践的知見を提示されます。
REMS（Radiofrequency Echographic Multi Spectrometry）法は、従来のDXA（Dual-energy X-ray Absorptiometry）法と比較して非侵襲的かつ被ばくを伴わない点に加え、 携帯性に優れることから、在宅医療や高齢者施設等における骨密度評価手法としての有用性が注目されています。
また、脊椎変性や石灰化病変の影響を受けにくく、より高精度な骨質評価が可能である点も特筆されます。
講演後半では、骨吸収抑制薬および骨形成促進薬の薬理学的特性と適応選択、ならびに重症骨粗鬆症例に対する治療戦略について、最新のエビデンスに基づき詳細に解説されます。

提供：東洋メディック株式会社