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横井 宏佳先生:治療のゴールは「歩ける足」にすること

下肢末梢動脈疾患(PAD)は本来四肢の動脈疾患のことを意味しますが、動脈硬化は全身の動脈で起こります。したがって冠動脈疾患、脳血管疾患等重篤な脈管の疾患とも深い関係にあります。PADやそれが進行した重症虚血肢(CLI)では優位に脳梗塞や心筋梗塞を起こす可能性が高くなっています。特にCLIは、客観的に証明された動脈閉塞性疾患に起因する慢性虚血性安静時疼痛,潰瘍,壊疽を有し、治療されなければ下肢切断にいたる病態であり、予後不良の疾患とされています。 「肢の動脈硬化の病期に対して心臓や脳に比べると深達度がうすく、CLIの怖さが患者にもかかりつけの先生にも伝わっていないのでないか」と福岡山王病院 循環器センター長 横井 宏佳 先生はおっしゃいます。 実際に、多くのCLI 患者が診断されていない、適切な治療を受けずに下肢切断に至っているのが現状です。このような本邦における状況の原因としては、疾患の理解がされていない、欧米のように足病医がいなく、足病患者の窓口となる診療科が不明確であり予防的フットケアが行われていない、血流評価、治療体制が不十分などがあげられるとのことです。 臨床の現場の最前線でご活躍される横井先生にPAD、CLIとはどういった疾患なのか、治療法、今後の展望についてお伺いしました。


横井 宏佳 先生のご紹介
●専門分野:虚血性疾患、閉塞性動脈硬化症、カテーテル治療、フットケア重症下肢虚血、睡眠時無呼吸症候群、頸動脈狭窄症、腎動脈狭窄症、川崎病
●金沢大学医学部 1986年ご卒業。2013年より現職。 JET(Japan Endovascular Treatment Conference) 理事、 日本心血管インターベンション治療学会 理事、 日本心臓リハビリテーション学会 理事、日本フットケア学会 理事、 日本下肢救済・足病学会学術集会 理事、日本冠疾患学会 評議員、 日本クリニカルパス学会 評議員など歴任。

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