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慢性腎臓病CKDの概要 -Part1-


広島大学大学院医系科学研究科 幹細胞応用医科学共同研究講座 中島 歩 先生によるプレゼンテーションになります。

【目次】
0:24~ 増加する透析患者数
1:01~ 世界の腎不全患者数
1:45~ 慢性腎臓病:CKD
2:21~ 透析導入患者 原疾患の割合
3:25~ CKDの原因と病態
6:00~ CKDの定義
7:07~ 蛋白尿と糸球体濾過量
8:31~ CKDの重症度分類
9:03~ 専門医療機関への紹介

【概要文】
日本だけでなく、世界において腎不全患者数が増加しています。腎不全の原因である慢性腎臓病は、高血圧や糖尿病などの生活習慣病や糸球体腎炎、膠原病、心疾患などによって引き起こされます。慢性腎臓病が進行すると、高血圧や電解質異常、二次正副甲状腺機能亢進症、腎性貧血だけでなく、動脈硬化や感染症、栄養障害などを発症することがあるので注意が必要です。
慢性腎臓病の進行を抑えるためには早期発見が重要といわれています。慢性腎臓病は蛋白尿やeGFRによって診断し、適切な時期に専門医療機関へ紹介します。専門医療機関に紹介すると、慢性腎臓病の原疾患の鑑別や今後の腎機能予測、治療方針の決定などが行われます。慢性腎臓病の進行抑制や合併症対策のため、重症度分類や専門医への紹介基準などを理解しておくことが大切です。